【二十四節気便り（第24番：大寒）】【二十四節気便り

2024年5月7日

関東では梅の蕾も膨らみ、
ぼつぽつと咲き始めました。

まだ冬景色な茶色ベースの彩りの中に、
黄色や白、赤や桃色に咲く花は、
なんとも言えず美しいですね。

さて、
温かかったと思えば急に寒くなる、
寒暖差の大きい寒の時期。

土用の期間ということもあり、
体調を崩されている方も、
いらっしゃるかもしれません。

我が家も先週後半から家族が次々と、
喉まわりが不調になっています。

我が家では、ん？おかしいな？というときは
キッチンは薬箱の講座で学んだお手当を実践。

まずは梅肉エキスを舐めたり、
プロポリススプレーをしたり、
喉のイガイガにはレンコンのメニューを食卓に。

症状に合わせたお手当をして様子を見ますが、
ありがたいことに今回も大きくは崩さず、
回復しつつあります。

けがや体調不良の時、
身近なものを活用して、
とっさに対応できることがあるのは、
やはり安心だなあと思いました。

土用はあと２週間ほど。
春の芽吹きの季節に備えて、
どうぞ養生してお過ごしくださいね。

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『大寒：だいかん』
　　　（二十四節気２４番
　　　　　・太陽黄経３００°）

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1月20日　23:07から。

寒さが一層厳しくなり、
一年で最も寒くなる時期です。

ㅤ小寒から立春までが寒の内。
大寒の頃、朝に汲む水は一年中
腐りにくいと、容器に汲んで保管して
いたそう。

大寒の卵は身体にとてもいいと、
初産みの貴重な卵をいただいたことがありますが、
深いところから力が湧いてくる感じがして、
とてもおいしかった記憶があります。
最近では養鶏農家さんや通販などでも、
手に入るようになってきたようです。

ㅤ寒の水や寒気を利用した食べ物
(凍み豆腐、寒天、酒、醤油、味噌)
の仕込みにぴったりの季節。

発酵食品で微生物の力をかりて、
腸を整え元気に過ごすのは、
昔ながらの生きる知恵ですね。

・初候: 款冬華 ( ふきのはなさく :
　　　　　　　　雪の下から地面から
　　　　　　　　フキノトウが顔を出すころ)

・次候 : 水沢腹堅 ( さわみずこおりつめる:
　　　　　　　　沢の水が凍って、厚い氷がはるころ)

・末候:雞始乳 ( にわとりはじめてにゅうす:
　　　　　　　　鶏が卵を産み始めるころ)

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◯旬のたべもの

　小松菜、ブロッコリー、キンカン、
　ズワイガニ、赤貝、イイダコなど

◯季節のお楽しみ

味噌仕込みは手間も場所も
必要だけれど、一つ一つは
とてもシンプルなので子供と
一緒に作るのもおすすめ。

「仕込みの時にはこんな味がするんだね!」

と会話も自然に弾みます。

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