芒種(ぼうしゅ):二十四節気9番・太陽黄経75°

6月6月0:48から。
イネ科の穂先についている毛のような部分を芒(ノギ・ボウ)と呼びます。
実際にはもう少し早いけれど、芒種はこの芒を持つ植物の種まきをする頃です。
青々としていた梅の実は熟して黄色くなり、梅も漬け時。
モズもキィキィと鳴き始め、いよいよ梅雨に入ります。

◯七十二候

・初候:螳螂生 ( かまきりしょうず:秋に産みつけられたカマキリの卵がかえるころ)
・次候:腐草為蛍 ( くされたるくさほたるとなる:草の中から蛍が舞い出て、光を放ちながら飛び交うころ)
・末候:梅子黄 ( うめのみきばむ:梅の実が熟して黄色くなるころ) 

◯旬のたべもの

らっきょう、トマト、梅、さくらんぼ、するめいかなど 

◯季節のたのしみ

梅しごとやらっきょう漬けや紫蘇ジュース作りなど、昔ながらの保存食を作る頃。今ではどこでも手に入るけれど、お家で作 る味は素朴ながら美味しさひとしお。一手間かけて自分で作ってみると、食には見えないいのちの働きと暮らしの知恵がたくさん詰まっているのを感じます。

特に赤紫蘇ジュースは、クエン酸とポリフェノール入りで、身体を元気にしてくれる季節の飲み物。見た目も美しく飲んで良しですが、子どもたちと一緒に作るのも楽しいです。最後にレモン汁を入れたときに、パッと色が変わるのを子供達はまるで魔法でも見るかのように、目を輝かせます。

それから、びわの実はジュースに。葉っぱは染物やお茶に。しみの付いたTシャツも枇杷の葉で染めると、薄ピンクに染まりなんともかわいいですよ。びわの種は焼酎やウォッカにつけておくと、いい香りのするびわの種酒に。

自然の恵みを楽しく美味しく、暮らしに取り入れるのは、身近なもので豊かに生きる、昔ながらの知恵ですね。

二十四節気とは

中国より伝来した暦の一つで、​1年356日、太陽の周りをぐるりと​一周360度。​
​それを15度ずつに分け、 ​二十四節気24の節目で​季節を感じる暮らしの暦。​立春から始まり、大寒で​一巡りになります。

この記事は、私たちの体内や感覚を、自然本来のリズムへと整え直し、心地よく生きるための暦、「地球暦」を元にしています。太陽系惑星ともに巡り回る地球の、今ここを、地図のように捉えられる、ポスター形状の一年の暦です。

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