「土用丑の日」で知られる土用。
土用には引っ越しをしない方がいい、土いじりは避けるとも言われていますが、いったいそれは何故なのでしょう?そしてそもそも土用ってなんなのでしょう?
土用は、季節の入れ替わりの時期で、各季節のエネルギーが高まり転換する期間でもあります。この期間に「季節の変わり目」を意識することで、身体も心もグッと快適になり、波に乗りやすくなります。
この講座では、その根底にある、陰陽五行による季節の捉え方や、土用の過ごし方の基本的な部分を掴んでいきます。講師は「春夏秋冬、土用で暮らす」やブックレット「暦のススメ」シリーズの著者である冨田貴史さん。現在、「手しごとウェルビーング」をカムワッカWEBサイトにて執筆してくださっています。
虚弱体質な幼少期を過ごされてきた冨田さんは、古今東西さまざまな思想や教えに触れ、いろいろな養生法に取り組まれているうちに健康を回復して来られました。冨田さんは、ご自身の体験に基づいた視点から、実は私たちの暮らしに大きな影響を与えている暦を紐解き、日々活用し、各地でお話会をされています。
今年4月からは年に4回、土用を迎えるタイミングにて、各季節に合わせ深める内容の本講座オンラインプログラムを企画しています。
なんか気になる、基本的なとこ知りたいという方はもちろん、1年通して変化の流れにのって過ごしたいというかたも是非お待ちしています。
詳細とお申し込み
日時:2025年1月16日(木) 10:00〜11:30
参加方法:zoomオンライン ※ご登録頂いたメールアドレスに、zoomのアドレスをお送りいたします。
料金:無料
冨田貴史(とみたたかふみ) プロフィール
1976年千葉生まれ。大阪中津にて味噌作りや草木染めを中心とした手仕事の作業所(冨貴工房)を営む。
ソニーミュージック~専門学校講師を経て、全国各地で和暦、食養生、手仕事などをテーマにしたワークショップを開催。著書『春夏秋冬 土用で暮らす。』(2016年/主婦と生活社・共著)『いのちとみそ』(2018年 / 冨貴書房)『ウランとみそ汁』(2019年/同)、「未来につなげるしおの道」(2023年/同)など。
ブックレット「暦のススメ」
地球暦考案者である杉山開知氏と「春夏秋冬 土用で暮らす。: 五季でめぐる日本の暦」著者の冨田貴史氏の共同企画となるブックレット「暦のススメ」。
暦の基本から季節の食養生まで、何度も読み直したくなる1冊です。
太陽や月などの天体と関わりがあることを知っているけど、詳しくはわからない。「春分」「夏至」「秋分」「冬至」などの言葉は知っているけど、自分たちの生活や身体にどう影響があるのかを知りたい。
やさしい語り口調とイラストで「曆(こよみ)」について学びを深めることができます。このブックレットに目を通していただくと「地球暦」の見え方が変わってきたり、新たなインスピレーションが湧いてきます。