先日、子どものクラスメイトのお母さんに教えてもらい、初めて手づくり紅茶を作りました。時期は梅雨に入る直前、5月の終わり頃。同じクラス、学年でご一緒しているお母さんたちと、わいわいおしゃべりしながらのお茶摘みはとても楽しく心地よい時間でした。あまりに楽しく、想像するよりずっと簡単に美味しくつくれる手づくりの紅茶。周りに摘ませてもらえそうな茶畑がある方にはぜひお勧めしたい初夏の楽しみ。
教えてくれたのは、料理家でパーマカルチャーデザイナーをされているゆっきーさん。
お茶摘み交流会
きっかけは、5月の中ごろに学校で会った時に、彼女が出来立ての手づくり紅茶を飲ませてくれたこと。え?手づくりの紅茶?と思いながら一口いただくと・・驚くほど香りがよく美味しくてびっくり。その時には「いつかご一緒したい」と話していたのですが、やっぱりあの感激の味が忘れられず、ぜひ教えて!とお願いしたところ快諾。
しかし!新茶の季節はまもなく終わり。場所はどうする?いつならできそう?と急ピッチで話が進み、1週間後で開催決定。クラスを中心に同学年のお母さんたちに声をかけると、あっという間に8人が集まり茶摘みの会を開催。場所は、今年から子どもたちの学校で管理するようになったお茶畑で、おしゃべりしながら1時間半ほどでカゴいっぱいの新茶が摘めました。



摘むのは、一芯二葉と呼ばれる、新芽の部分。摘みはじめの目安は八十八夜、つまり立春から八十八日に当たる5月のはじめ頃からです。
紅茶の作り方:摘んで、揉んで、発酵したら干す
新芽を摘んだら、まず洗って、ざるに乗せて室内・常温の日陰で1日ほど干し、しんなりさせます(萎凋)。摘んだ瞬間から茶葉の酵素が働き始め、発酵がスタートしているのだそう。
しんなりしたらボウルに入れてモミモミ。葉に傷をつけていくと、しばらくするとネチャネチャしてきます。それをジップロック袋に入れて、密封せずに常温で1日ほど置くと、いい香りがしてきて、袋の中はしっとり湿ってきます。人の手で揉むのでムラはあって、緑色の部分が残っていてもそのまま乾燥に進めて大丈夫。



最後はしっかり乾燥させます。天日干しネットやざる、オーブンなど、どんな方法でもOK。完全に乾燥させないとカビてしまうので、ここは念入りに。すぐに干せない場合や、天気が悪い場合、干しが足りなさそうな場合は、ざるやトレーに乗せて冷蔵庫に入れておくと乾燥が進みます。オーブンを使う場合は30度で乾燥するまで。(今回一緒にお茶摘みしたお友達は、30度で4時間ほどだったそうです)
出来上がったら密閉容器に入れ、光で香りが飛んでしまうのを防止するため茶封筒などで遮光して冷蔵庫で保管します。(保存中も酸化が進みます)



天気にもよりますが、摘んでから3〜7日ほどで出来上がります。
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私たちはもう新芽も終わり頃だったのでずいぶん葉っぱが硬く、葉の状態を保ったものも残る仕上がりだったけれど、八十八夜頃はまだまだ葉が柔らかくくるりと綺麗に縮まるそう。
それでも、出来上がった紅茶をいただくと、夫も感激して美味しいねーと何度も何度も呟いていました。いや、本当に美味しいのです。私の見様見真似の作り方でもお茶そのものが美味しいから、自然に美味しくなるのです。
地域で楽しく価値交換
茶所では、色々な事情で現在手入れの行き届かなくなった茶畑がたくさんあるとか。来年もぜひ手づくり紅茶が作りたいから、手入れをするのと交換でお茶を摘ませていただくなんていう、価値の交換ができないだろうか?と思ったりしています。
息子が作った緑茶
こちらは、息子が今年そのお茶畑で摘んでつくった緑茶。紅茶は揉んで発酵させることで生まれる味わいですが、緑茶は摘んだらすぐに弱火でじっくり煎り、発酵を止めながら乾燥させることで作られるのだそう。これまた絶品で、来年は緑茶も作りたいなあと。

もしお近くで茶葉を摘めそうな方は是非是非試してみてくださいね。
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最後に、お茶作りを教えてくれたゆっきーさんのこと。
ゆっきーさんは、料理家でパーマカルチャーデザイナー。プロの講師でもあります。子ども同士が同じクラスになり、温かく魅力的な彼女の人柄にとても惹かれるものがありました。直接お話しする機会がなく残念に思っていたところ、あるイベントをきっかけにCAMWACCAでも記事を書いていただいた冨田貴文さんとも繋がりがあること、興味関心がとても近いことを知り、それ以来時々話すようになりました。
今回のお茶摘み〜紅茶づくりでは、準備〜お茶摘み〜紅茶づくりの説明、そして後日LINEグループでのフォローまで、とってもわかりやすく楽しくて感激。現在講座は開催していないそうですが、いつか彼女の講座に参加したり、何か一緒にできたらと思っています。
彼女がライターをしているサイト「はんのーと」にもお茶づくりをはじめ、色々な素敵な記事があるので、よかったら読んでみてくださいね。きっと暮らしの楽しみが広がると思います。









