「それ、0-1(ゼロワン)テストしてないよね?」
契約の前夜、すべての計画が整ったはずのその瞬間、大橋さんたちは思い出した。「そういえば、テストをしていなかった」と。0-1テスト ── まほろばにおける“真の指針”が、再び静かに動き出す。

0-1テストとは何か ─ 問いの“質”を問う手法

まほろばでは、「0-1(ゼロワン)テスト」と呼ばれるO-リングテストを応用した技術が活用されている。いわゆる筋反射や潜在意識にアクセスするような感覚を用い、物事の“相性”を直感的に測る方法だ。だが、重要なのはテストそのものではない。

「何をどう“問うか”で、すべての答えは変わってしまう」
健康食品の品質を問うのか、使う人との相性を問うのか、あるいは精神的な視点まで見るのか。質問の設定によって反応はまるで変わる。

最終判断は“つながり”の中に

あるとき、全国展開する大型ショッピングモールへの出店話が舞い込んだ。デベロッパーから好条件を提示された上、場所は一等地。誰が見ても“行くべき案件”だった。

しかし、0-1テストは「NO」と答えた。

「結果的に、今はそのモールがどうなっているか…。あのとき、0-1テストの導きに従ってよかったと心から思いました」
まほろばの意思決定は、単なる損得では決まらない。問いの先に“何とつながるか”、そこに軸がある。

まほろば本店は、黄金比に基づいて設計されている。フィボナッチ数列が描く螺旋の曲線が交差し、そこに浮かび上がるハートの形状が天井に。その中心には、自然光が差し込む円孔が設けられ、その真下に設置されているのが、まほろばの浄活水器「エリクサー」。この“中心点”で、生命の水を汲む人々が日々列をなしている。

「赤字の店を残す」─ 常識を超える選択

過去には、人手不足で、3店舗のうち、1店舗を閉める決断をする際、“黒字”の店舗ではなく、“大赤字”の店舗を残すという選択を0-1テストが導いたことがある。

その店舗の赤字は、ほどなく解消し、閉店した店のお客様は、残った店舗で吸収できてしまったそうだ。

テストの難しさ ─ 人を問うとき、物を問うとき

「人間をテストするのが一番難しい」

0-1テストは、商品や施策だけでなく、人事採用や配置にも使われることがある。しかしその際は、「会社にとって良いか」「本人にとって成長になるか」など、複数の次元で問い直す必要がある。

魂が学ぶためには“苦しい経験”が必要なこともある。また、一見、組織にうまく適応できないようなケースであっても、各々にとっては大切な成長の機会であることも多い。

問いの深度と一致が試される世界

0-1テストは、誰でもできるようなものとも言えるが、その人がアクセスする情報量や、どことつながるかの影響を受ける。そして、最も大事なのは、「問いの設定」と「テストする人同士のイメージの共有」だ。

たとえば、「これをテストする」と言っても、見ているのが容器なのか中身なのかで、答えは大きく変わる。まほろばではこの“ズレ”をなくすために、対話と共感のプロセスを重視している。

“つながる”ことからしか、生まれない決断

まほろばの意思決定は、常に「大いなるもの」との対話によって導かれる。利潤や成功の尺度に頼らず、魂や未来の循環までを視野に入れた判断。その背景には、日々の問いの積み重ねがある。

次回は、まほろば哲学をもとに、農業・村づくり・教育といった分野へと「まほろばの実践」が広がっていくお話です。

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