
「甘える」と「甘やかす」の違いは何だろう?
主体性や探究心は、どうすれば育つのだろう?
子どもの心に、ほんとうに寄り添うには?
思春期、反抗期と、どう付き合えばいいのだろう?
わたしの「ものがたり」を
「子と己と」育む
コトコト育ちプログラム
松木正
講義 & 質疑応答
<動画コース>
Being 編
自己受容・自己肯定
Sense of Wonder 編
意欲・非認知力

コトコト育ちプログラムは
「子と己と育み合う道」
への招待状です。
自己の再創造であり、
子との共同創造の道です。
私たちは子どもたちから
心の世界を学び、
自分本来の姿を思い出し
感性・知性の豊かな
己となっていきます。
子どもの幸せを願うほど、子育てを苦しくしてしまう、3つの「ない」
子どもを授かり、子どもの笑顔にふれ、子どもの成長を目の当たりにすることは、本来、親としてこの上ない喜びのはずです。しかし、日々の生活の中で、次々と押し寄せてくる様々な出来事、事件に、子育ての「喜びや幸せ」を感じるどころか、育児に「悩み、辛く」感じてしまう。それは、なぜなのでしょうか?
それぞれの状況や立場において、色々なケースがあるでしょう。その中でもここでは、現代の子育てを圧迫している、3つの「ない」に目を向けてみます。
一つ、「余裕がない」という「ない」
時間、心、身体、お金。どれか一つでも欠けることがあると、大変なストレスが生じ、私たちは簡単に追い詰められてしまいます。
人間の子育ては、本体、多くの時間と労力を必要とする営みです。核家族化やシングル化が進む現代では、その負担を一人で背負い込みやすく、「余裕のなさ」が日常化しています。

二つ、「頼れる人がいない」という「ない」
日々の育児を手伝ってくれる人
不安や疑問を聞いてくれる人
いざという時に頼れる人
そのような頼れる人が身近にいないことは、想像以上に大きな孤独を生みます。
ワンオペ育児
預け先の少なさ
専門的な判断を迫られる場面
「ひとりで何とかしなければ」という状況が、親の心をすり減らしていきます。
三つ、「手本となる人がいない」という「ない」
育児に関する情報は、書籍やネットでありとあらゆる情報が溢れています。時代によって異なることを大切にしていることもあれば、人によっては全く反対のことをよしとしていることもあります。その中で、子育ての最適解を求めて、こういう時はどうしたらいいのだろう、と右往左往することになってしまいます。
繋がりの薄くなっている社会の中で、「生きた知恵」に出会う機会が少なくなっているのです。
では、こうした「ない」が、子育てを圧迫している中で、私たちはどうすれば、子どもの創造性や人間性を育み、子どもがその子らしく育つ子育てを実現することができるでしょうか?

「いたずら」や「遊び」が育むもの
子どもは、どんどん「いたずら」し、「遊び」を生み出しながら、創造性や人間性を育てていきます。しかしながら、子どもの「いたずら」や「遊び」が大切だと、頭ではわかってはいても、おとなにとって不都合な、おとなが困るような「いたずら」をされると、つい反射的に叱ってしまうし、時には怒鳴ってしまう。
本当は、「面白かったんだね」と受けとめつつ、「でも、それは困る」と気持ちを伝えていくことが、自己肯定感や思いやりを育てていきます。
そうは理解していても、子どもの気持ちを汲み取ってあげたくても、余裕がなくて見守っていられない。ましてや、子どもは「なんで今このタイミングで」という親にとって絶妙な都合の悪いタイミングで仕掛けてくる。
そういう時は、できないからといって「またやってしまった」と自分を責めることはしなくていいのです。
体当たりで、子どもの世界に入ってみる
いつもできなくていい。だからこそ、「今日のこの5分だけ」と決めて、子どもの世界に飛び込んでみる。
子どもの気持ちになって、一緒に「いたずら」をし、「遊ぶ」ことをしてみる。いつもはできなくても、例え、ほんの一瞬の出来事だったとしても、一緒にふざけ、一緒に遊び、同じ目線で世界を感じる体験は、一生残る宝物になるでしょう。
毎日、ほんのちょっとの時間でいい。一週間に一度でもいい。子どもは、ある意味、余裕の中で生きているので、普段は余裕がなくても、おとなが子どもの世界に入るには、余裕を作り出す必要があります。その、ほんのちょっとの余裕が、一生の余裕へと繋がっていくのではないでしょうか。

感性は意欲を、意欲は知性を育む
子どもは、おとなが忘れてしまいがちな豊かな感性を思い出させてくれます。そして、子どもは、おとなが周縁化していること、許していないこと、否定していることを、映し出してくれます。
その、子どもが映し出してくれる自分に出会い直し、そこに漂う気持ちや感情を感じられるようになればなるほど、子どもの気持ちになって、子どもの声に耳を傾けられるようになります。
私たちは、子どもたちから、心の世界を学び、自分本来の姿を思い出し、
センス・オブ・ワンダー
=神秘さや不思議さに目を見はる感性
を取り戻すことができるのです。
けれども、この感性は、誰かたった一人でも、共に驚き、感動を分かち合う人がいなければ、失われていってしまいます。
生まれつき備わっている子どもの
「センス・オブ・ワンダー」を
いつも新鮮に保ち続けるためには、私たちが住んでいる世界のよろこび、
感激、神秘などを子どもと一緒に再発見し
感動を分かち合ってくれるおとなが、
少なくとも一人、そばにいる必要があります。『センス・オブ・ワンダー』
レイチェル・カーソン
ですから、私たちが、子どもたちから「センス・オブ・ワンダー」を学び、育み直すことは、子どもたちの「センス・オブ・ワンダー」をいつまでも新鮮に保ち続けるために、大変重要な取り組みとなります。
この感性が、さまざまな出来事、未知のことに触れた時に、驚きや感動、思いやりの心や気づきをもたらし、子どもたちの中から、もっと知りたい、もっとこうしたい、もっとやってみたい、という意欲が湧いてくるようになります。こうして、自ら求め、体験して得られた経験、知識は、内なる知性の源となるでしょう。

子どもが出会う事実の一つ一つが、
やがて知識や知恵を生み出す種だとしたら
さまざまな情緒や豊かな感受性は、
この種子を育む肥沃な土壌です。
幼い子ども時代は、この土壌を耕す時です。
美しいものを美しいと感じる感覚、
新しいものや未知のものに触れた時の感激、
思いやり、憐れみ、驚嘆や愛情などの
様々な形の感情がひとたび呼び覚まされると
次はその対象となるものについて
もっとよく知りたいと思うようになります。
『センス・オブ・ワンダー』
レイチェル・カーソン
子と己と育む「コトコト育ち」プログラムをリードしていただくのは、“自分をとりまく様々な生命(いのち)との関係教育=環境教育”をテーマとし、独自の環境教育プログラムを展開しているカウンセラーの松木正さん。学校での人間関係トレーニング、また保護者に向けてのワークショップ、子育て講座、アメリカ先住民の知恵を反映したキャンプの企画と指導、神話の語り、教育的意図をもった企画講座など、幅広く活動しています。
松木さんがこれまで取り組んでこられた中で、出会ってきた数々の事例、知見から、きっと、子育て、己育ての助けとなるヒントが得られ、「あぁ、これでいいんだ」と感じることができるでしょう。
松木正さんプロフィール

先住民の知恵と生き方から学ぶ環境教育、自分と自分をとりまく様々な生命との関係教育を軸に「マザーアース・エデュケーション」を主宰。
京都府伏見生まれ。大学在学中、自身がうつ病を克服していく過程でカウンセラーと出会い、教育の現場にカウンセリングの手法を用いることの可能性を探り始める。
YMCA職員などを経て環境教育を学ぶために渡米。全米各地で環境教育のインストラクターをする中でアメリカ先住民の自然観・宇宙観・生き方、またそれらをささえる儀式や神話に強く引かれ、サウスダコタ州シャイアン居留区に移り住みスー・インディアン(ラコタ族)の子どもたちの教育とコミュニティ活動をしながら伝統を学ぶ。
現在、神戸を拠点に全国各地にて、キャンプの企画や指導、企業研修、学校での人間関係トレーニング、また保護者に向けてのワークショップ、子育て講座、アメリカ先住民の知恵を前面に打ち出したキャンプの企画と指導、神話の語り、教育的意図をもった企画講座、個人カウンセリングなど、幅広く活動している。
著書に、ロングセラーとなった『自分を信じて生きる』(小学館)『あるがままの自分をいきていく インディアンの教え』(大和書房)がある。
【プログラム概要】
Being 編【自己受容・自己肯定】
01:わたしの「ものがたり」を育む
02:生命の働き(個性化・OS)
03:生命の木とは?
04:生命の木【根っこ】編
05:分離不安・愛着行動
06:メディスンホイールと育ち
Sense of Wonder 編【意欲・非認知力】
07:依存と自立
08:生命の木【幹】編
09:生命の木【枝葉】編
10:思春期・反抗期「強い絆」から「深い絆」へ
11:母性と父性
12:大いなる神秘とセンスオブワンダー














