例年より遅い梅雨入りの今年。
まだ爽やかな風が吹いていますが、徐々に湿度も温度も上がってきました。お料理をしていると蒸し暑く、いよいよ扇風機を引っ張り出してしまいました。
さて、梅雨といえば悩ましく感じるのがお洗濯。干す場所のこともなのですが、湿度と温度が上がると、生乾きの匂いが気になりますよね?
私は化学物質が体質に合わないため、市販の洗剤や柔軟剤がとても苦手です。化学合成された香りの成分で気分が悪くなってしまったり、肌に湿疹が出たりで、匂いを誤魔化すことができないので、生乾きにならない色々なことを試行錯誤しています。
まず日々のお洗濯では、重曹やクエン酸をフル活用。洗いの時は重曹を洗剤と一緒に入れ、すすぎの時には
下記の方法で洗濯リンスをつくり、柔軟剤がわりに入れています。ちょっとしたことですが、ふわっと良い香りがすることで、お洗濯がしあわせな時間になります。
今の洗濯機は、洗剤をセットするところに、漂白剤、液体洗剤、柔軟剤と入れるところが分かれているので、それぞれにセットしておけば自動で入れてくれて本当にありがたいです。
ランドリーリンスのレシピ
使うものはクエン酸(ジュースやお掃除にも使えます)とお水。そこにお好みでアロマオイルやハーブの抽出液を加えます。
アロマオイルは、抗菌効果のある
ティートリー
ラベンダー
ローズマリー
ミント(スペアミント、薄荷などお好みで)など
ガラス瓶のそこに5mmほどエタノールを注ぎ、精油を5滴ほど入れたらよく混ぜます。そこにクエン酸を入れて(水10Lに対して1~2g(小さじ1/3)程度)、お水を注ぎ、良く瓶を動かしながらクエン酸を溶かします。
お庭で育てているローズマリーやミントなどあれば、お水を注ぐ代わりに、摘んで洗ったものを別の瓶に入れて湯を注ぎ、そのエキスが抽出したものを使うと、香りが増して楽しいです。
(急いでいる場合、ハーブ類をそのままリンスのボトルに入れ、後で漉しながら使うこともあります。)
ただ、ローズマリーはあまり濃く出しすぎると色が移ってしまうので、抽出はうっすら色がつく程度がおすすめです。
余談ですが、ローズマリーを濃く煮出した汁は染め物におすすめ。少しシミのついてしまったシャツや手拭いを染めると、ほんのり黄色になりかわいいです。
だいぶ脱線したので、洗濯リンスの香りの話に戻しますと、私はちょうど昨年北海道で手に入れてきた、ファーム富田さんのラベンダーウォーターがあるので、最近はそれも少し入れてます。
このラベンダーウォーターは、容量の割にとてもリーズナブル。とてもいい香りで、さまざまに活躍してくれるので、終わったらまた取り寄せようかなと思っています。
お洗濯を始め、家事は毎日のことだから、その途中も楽しいととても満たされた気持ちに・・
なので、お台所仕事、洗濯、掃除など、私は割とハーブの抽出液やアロマオイルを日常生活で活用しています。
私の愛用の精油は、Dr.Mercola、Amritaなど。
以前は海外から取り寄せていたのですが、最近は国内で手に入るNarinも気に入って使っています。
国産の精油も日本ならではの香りが充実しているので楽しいですよね。それから、お洗濯やお掃除に使う重曹やクエン酸はnichigaさんやマニンさんでまとめて求めることが多いです。
洗濯機のお掃除
春秋冬はこれで十分ですが、夏などには汗や油の香りがちょっと気になりなる時には、まずは洗濯機のお掃除。洗濯機いっぱいにぬるま湯を溜め、セスキ酸ソーダ、もしくは過酸化ナトリウム(酸素系漂白剤)で3〜7時間つけ置きして洗います。
洗濯物に生乾きの匂いがこびりついてしまった時には、コットン類→お鍋にお湯を沸かして煮洗いを。合成繊維は色落ちを確認した上で、セスキ酸ソーダ、もしくは過酸化ナトリウム(酸素系漂白剤)で洗います。
少し生地は傷んでしまうので、洗うものや頻度は選びますが、匂いが消えてさっぱりとします。私はこれで割と嫌な匂いフリーで過ごせていますが、生乾き発生を防ぐには、洗濯から5時間以内に乾かすのも大切なポイントだそうです。
私の知っている方法以外にも、きっと良い方法はあると思うので、化学物質が苦手な方、自然な方法で暮らしを楽しみたい方はよかったら色々検索して試してみてくださいね。