初めて自家製梅肉エキスを、
つくってみました。
梅肉エキスは、
子どもが小さい頃から、
体調を調えたり自宅ケアするのに、
お世話になっているもの。
これまでは市販のものを購入し、
愛用してきたのですが、
今年は手づくりに挑戦してみました。
きっかけは、
数年前から自然のお手当を、
学ばせていただいている、
オオシマオーシャンソルトの、
阪本さん。
阪本さんは、
もともとご主人の体調不良をきっかけに、
食養や鍼灸などを学び実践されるなかで、
自然塩の大切さに気づき、
大島に渡って40年以上に渡り、
塩づくりをされています。
その間に5人のお子さんを自宅出産、
自然に根ざした暮らしを営み、
体調不良も自然のお手当でケアしながら、
暮らしていらっしゃるとても素敵なご家族で、
私たちにとってはお取引先ではありますが、
人生のお手本とさせていただいている存在です。
ここ数年カムワッカでは、
阪本さんを講師にお招きして、
「キッチンは薬箱」というタイトルで、
オンラインの講座を主催。
基礎的な食養のことから、
具体的な不調・怪我の手当まで、
色々学ばせていただいているのですが、
その中でもよく基本のお手当用品として、
紹介いただくのが梅肉エキスです。
お腹が整わない時、
食べたものの鮮度がちょと不安な時、
風邪の時にも、
まずは梅肉エキスをひと舐め。
よっぽど体力が落ちている時以外は、
この梅肉エキスを舐め暖かくして、
しっかり休んでおけば、
大きく崩すことなく回復するなあと、
実感しています。
そんな梅肉エキスは、
市販でも売られていて、
自然食品店やオンラインでも、
手軽に手に入ります。
我が家が取り入れていたのも、
この市販のもの。
もちろんそれでも効果があるのですが、
やはり自家製は格別とのお話を伺い、
昨年大島のオオシマオーシャンソルトさん、
阪本家にて一緒につくらせて、
頂きました。
舐めてみるとびっくりするほど、
香りが良くて美味しい!
もちろんもの凄く酸っぱいのですが、
後味がなんとも甘くてフルーティーなのです。
以来子どもたち自身、
ちょっと身体に違和感を感じると、
積極的に梅肉エキスをひと匙。
学校で感染症が流行っても、
ちょっと喉が違和感〜となっても、
大きく体調を崩すことはなく、
元気に過ごすことができました。
昨年つくったものはあっという間に、
残りわずかになってしまったので、
今年は家族でつくってみることに。
青梅のうちに〜と、
この土日の予定をやりくりして、
10キロの青梅を収穫。
そのうち5キロを梅肉エキスに。
朝から洗って拭いて、
ヘタをとり陶器のおろし金でおろし、
ガーゼで絞って土鍋で煮て…
夕方に完成〜。
今日はのんびりすると言っていた、
高校生の娘も梅を拭いたり、
すりおろし、絞ってくれたり、、
おしゃべりしながらの梅仕事は、
とても楽しく豊かな時間でした。
他の梅仕事に比べて5キロの梅の、
梅肉エキスづくりは、
確かになかなかハード。。
とにかくするするするする・・・
大きめのおろし金でも、
何百という梅を下ろすのは、
何かのトレーニングか??と思うほど。
(ちなみに翌日の今日は筋肉痛)
それでも、
梅や味噌づくり、手仕事など、
こうして食卓を囲んで、
家族や友人と手づくりする時間は、
なんとも豊かで好きだなあと、
改めて感じた日でした。
去年は梅ジュースをたくさん、
つけてまだ残りがあるので、
残りの梅は梅酒になる予定です。