11月5日
川崎市子ども夢パークにて開催された、
子ども夢横丁。

今回は、前回の準備編に続いて、
出店編ということで当日の様子などを、
お届けします。

よかったら前回の記事も、
併せて読んでみてくださいね。

さてさて迎えた当日、
息子たちのお店は射的屋さんでした。

射的屋さんといっても、
当日お店をのぞいてみると・・

射的とアクセサリー、風船屋さん。
息子がつくるゴム鉄砲での的当て、
と3人が得意なこと、好きなことを、
持ち寄ってのお店になっていました。

ゴム鉄砲をつくるひと、
ヘリウムで浮く風船を膨らむひと、
折り紙やアクセサリーでつくるひと。

出店申込の用紙には「射的屋」と、
書いて申し込んだけれど、
商品を考えたりお店を作っているうち、
どんどんと変わっていって、
最終的に辿り着いたのはこのかたち。

途中からはお店を飛び出して、
風船やアクセサリーを売り歩いたり、
屋根に登って呼び込みをしたり・・

自分たちがやってみたいこと、
楽しそうだと思うこと、
ピンときたことをどんどん試していく。

子どもの発想ってなんともユニークで、
柔軟だなあと思います。

みんなでお店を出そうと決めた日から、
一緒にできる時間は限られていたし、
建築する時間があったのは息子だけという、
予想外の展開ではあったけど、

誰かが誰かを責めることもなけく、
なければないなりに外から力を借りて、
それぞれできることを持ち寄りながら。

メンバー以外で手伝いに来てくれた子も、
とっても楽しんでくれていて、
みんながよろこびから参加している姿に、
学ばされるものがありました。

お店はまずますの入りで、
子どもたちも楽しそう。

今回の景品もアクセサリーも、
全て3人の手づくりの品ですが、
射的の景品はゴム鉄砲だったり、
枝で作ったパチンコだったり、
手作りの弓だったり・・

自然の恵みでつくった素朴なもの、
ばかりでしたが、
お店の入りはまずまずだったようです。

一等賞品だった手作りの弓は、
3人がいつも参加している、
春のつくるキャンプで作った、
竹の立派な弓矢です。



複数本作ってあった息子の弓。
一本は大当たりで景品になりましたが、
何度か獲得寸前まで的が当たったところで、
優しいおとなの皆さんが、
この弓をもらうのは・・と、
回避してくださった模様。

楽しい1日はあっという間。

15時に横丁が閉まると会計が始まり、
それぞれのお店が売り上げの10パーセントを、
納税します。

夢パークの前代表で、現在は総合アドバイザーの
西野さんによると今年の総売上げは47万円。
納税額は4万7千円!
売上と納税ともに過去最高。

娘が最後に出店した年も、
確か上限額がなくて娘のお店では、
ひとりあたり利益が5千円。。

一番売り上げたお店の一つでしたが、
今年は多くのお店がそれ以上の
売り上げを上げているようでした。

子どもたちも登場している、
映画「ゆめパのじかん」で、
夢パークの存在がより多くの人に、
知られるようになり、
来場者がグッと増えたことも、
大きいのかもしれません。

納税が終わるといよいよお店の解体です。

親は手出しをしない横丁ですが、
サポートできることのひとつが、
建設したお店の解体。

二週間かけて子どもたちがつくった、
お店の建物も横丁の終了とともに、
自分たちの手で解体していきます。

今まで参加したことがなかったのですが、
今年はすごい出店数ということもあり、
夢パークからの応援要請も出て、
私も初めて解体に参加しました。

子どもたちが解体を始めたのを確認して、
さあ手伝うぞ〜と手をつけ始めたものの・・
正直何をどうしてあげていいのやら。

経験こそ力なんだと実感した瞬間でした。

あたふたしている私たちに気づいたのか、
西野博之さんが来て、
どこからどう解体したら安全か、
解体した材木には釘が刺さっているので、
絶対に乗らないことなど、

子どもたちにも伝わるように、
指導してくださいました。

何事もそうですが、
みていると簡単に見えることも、
やってみるとなかなか難しく、
何度も繰り返しやってみて、
身につけることの大きさを、
痛感した今回の解体。

実はこのことは私の子育てでも、
とても大切にしていること。
実は学童期は、勉学中心だった私は、
大人になってからフィールド経験ある方と
一緒に何かをするときに、
明らかな知恵の差を感じました。

あまりに経験値がないので、
発想することもできなければ、
パッと身体も動かない。
そんな自分がとても悔しかったのです。

そして知識だけでなく経験の積み重ねこそ、
知恵へとつながる鍵なんだと思いました。

そのような背景があり、
子どもを授かったのちも、
私自身が子どもたちに、
体験として伝えられることが、
少ないと感じた私は、
このかたに学びたいと思う方々の元へ、
子どもたちと一緒に伺うように。

例えば、
子どもたちが幼児期にお世話になった
とねっこ保育園子どもの部屋保育園
子どもたちがそれぞれ小学校時代を過ごしている、
川崎市子ども夢パークをはじめ、
地球暦考案者の杉山開知さん、
Feel Our Soul(FOS)の戸高夫妻、
マザーアースエデュケーション松木さんやめぐ
根っこワークスのはじめちゃん、あきにい、アイシン、
自転車旅の西川昌徳さん
子どもへのまなざしさんなど、

ここにお名前はあげ切れないけれど、
たくさんの知恵ある自由自在人の方から、
これからも経験と知恵を分けていただきながら。

これからも、
自然や人の輪の中で、様々な経験を積みつつ、
様々な力を養い身につけていこうと、
思っています。

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