中島 学さん、田口 明容さん インタビュー

インタビュー日 2024.03.08 金  @田口音響研究所

写真:(左)カムワッカ 宇井 (中)中島学氏さん (右)田口明容さん

CAMWACCAがご縁を頂いている方々にインタビューをして、その製品への想いや、情熱をおききするシリーズ。今回はTaguchiスピーカーを製造販売されているタグチクラフテックの中島 学(なかじま まなぶ)さん(以下中島)、田口音響研究所の田口明容(たぐち めいゆ)さん(以下 明容)に、CAMWACCAの宇井がインタビューさせていただきました。

CAMWACCAがTaguchiスピーカーを生みの親、故・田口和典さんに出会ったのは十数年前。私たちが企画した音楽イベントに、知人の紹介で田口さんが音響を手伝って下さることになり、ご自身一人でスピーカーを抱え、PAまでして下さいました。その時から、私たちは田口さんの造られるスピーカーから出る音の豊かさに驚くとともに、音が最高に響く音場をつくることを愛してやまないその情熱、そしてそのやさしい人柄に魅了され、何度も新木場の事務所に遊びに行かせていただきました。その後、CAMWACCCAでもTaguchiのスピーカーを取り扱いさせていただくことになり、正規販売代理店として数々の名スピーカーを販売させて頂いています。そんなご縁の中、とても悲しいことに2021年に田口和典が急逝されてしまいます。
しかし、田口さんが造られたスピーカーと技術、そしてその精神は、中島さんや、田口さんご子息の明容さんをはじめ、田口さんを慕っていた人たちに受け継がれ、唯一無二のMade in Japanスピーカーを生み出しています。

そんなTagucihスピーカーを制作する「田口音響研究所株式会社」を訪ね、中島さん、明容さんに、Taguchiスピーカーが探求する音の秘密についてインタビューした内容を、前編、中編、後編の3回にわけてお届けします。

インタビュー記事

●前編:日本人の耳に心地良いスピーカーとは 

●中編:空間を音が繋ぎ、 音と景色、音とその時間を深める(近日配信)

●後編:田口和典という特別な存在。そして今後の音空間づくり。(近日配信)

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