11月5日。
川崎にある「子ども夢パーク」で、
子どもたちによる商店街、
『子ども夢横丁』が開催され、
6年生の息子がお友達と出店しました。
この夢横丁は、
子どもたちの「やってみたい」を
大事にするイベントとして、
20年前の開園当初から開催。
今年で18回目になります。
横丁に参加するには、
説明会の参加が必須。
親子それぞれ説明会に出ると申込書を、
受け取ることができます。
それと並行して、
仲間を集め、お店の内容を決めて、
保護者の承諾を得て申し込み可能に。
受付期間が終了するといよいよスタート。
横丁会議と呼ばれる会議で、
価格の上限を設けるか?
納税率はどうするか?
出展する子どもたちが話し合いで
決めるところから始まります。
建物は夢パーク内に用意された
建材を使って自分たちで建設。
建設&準備期間は二週間。
穴を掘って柱をたて、
壁を張ったり、屋根をかけたり、
カウンターを作ったり、、
最後はペンキで塗って看板をつけて完成。
それから自分たちで商品も、
買ったりつくったり用意をしたりして、
いよいよ当日を迎えます。
しかし、
当日まで何があるかわからないのが横丁。
毎年いろいろなことが起こります。
建物の精度が悪いと途中で倒れて、
建て直しを迫られたり、
メンバーの予定が合わなくて、
建物がなかなか進まなかったり、
喧嘩別れしたり、急に気持ちが変わったり、
当日体調を崩したり・・・
おとなから見ると、だ。大丈夫!?
と色々ハラハラするのですが、
親は余計な口出しをしないのも大切なルール。
あえて色々経験してみるための、
大切な機会なので先回りは禁物。
じっと堪えて見守り、
相談された時には話を聞くを中心に、
解決が難しそうという時には、
スタッフに相談してみたら?と、
親は極力手を出さないように。。
子どもは思いもつかない方法で、
解決することもあれば、
予定とは異なる流れになることもあります。
でも、夢パークのスタッフは、
それを前提にサポートしてくれるので、
なんともありがたく、
親にとっても良いトレーニングなのです。
○
そんな夢横丁ですが、
息子にとって今回の出店は3回目。
2年生、4年生、6年生と、
1年おきに参加してきました。
(↑前回はくじ屋さん)
過去2回はこの公園内にある、
フリースペースの友人仲間と、
出店してきたのですが、
今回は初めて、
フリースペース意外の仲間、
保育園のお友達と出店です。
お友達は公立の小学校に通う、
6年生と3年生。
息子もこの2ヶ月は、
近所にある別のフリースペースで、
過ごす時間が多く、
集まれるといえば週末と祝日。
建設期間の二週間のうち、
なんと土日祝日は6回。
しかも、
お友だちは週末のお稽古事で、
なかなか会場には集まれない。
みんな集まれるのは最終日2回のみ。。
さてどうする!?
行けても一人で建設は難しく、
しばらく「うーん」と考えていた息子。
「そうだ!友だちに頼んでみる!」と、
最近毎日を一緒に過ごしている、
お友だちに電話で応援依頼。
「俺、夢パークでお店を出すんだけど、
建設ひとりでやらなくちゃでピンチなんだ。
手伝ってくれない?
電車での行き方がわからなかったら、
俺最寄り駅まで迎えに行くから。
お願い!」
すると、
電話の向こうから聞こえてきたのは、
「よろこんで協力するよ!」
と神の声。
その言葉は、
人に頼まれたらこんなふうに返したい、
まるでお手本のような返事。
しかも、息子の友達の中でも、
特に建設に百万力な兄弟&姉弟が、
協力してくれることに。
例年だったら
二週間でようやく完成した、
建物だったのですが、
今回3回目で要領を得たこともあり、
手伝ってくれた友人たちが、
野外活動エキスパートだったこともあり、
なんとほぼ1日で壁まで完成。
一緒に出展する友人は商品を中心に、
息子と友達は店舗を中心に、
お互いにできる準備をしつつ、
3日前になってついに現地合流で、
準備が始まりました。
和気藹々、そしてそれぞれ黙々と、
準備を準備を進めている様子。
これは開催前夜の会場の様子。
さて当日はどうなったでしょう?
(②へ続く)